金欠totomamaブログ

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神様が本当に存在すれば神頼みはしない世界ってかっこいい

ファンタジーが好きな人であれば誰もが知っている「十二国記」。

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これからファンタジーを読んでみたい!という人がいたら迷わずオススメする作品です。

 

ファンタジー作品の中でもすごく真面目な内容ですが道徳が盛り込まれていてNHKでアニメ化されたのは納得できます。

 

神様っているのかいないのか誰もわかりません。

幽霊と同じ部類な気がします。

幽霊だっているかいないかわからないから怖いですよね。

 

十二国記でわたしが印象に残っている部分があります。

 

「願いごとは誰にするわけ? 天帝でしょう?」

 

願いごと、と楽俊は首を傾ける。

 

「ーそうだな、子宝を願うなら、天帝に願うけど」

 

「ほかは? 例えば、豊作とか。普通はしないの?」

 

「しねえなあ。作物なんてのは、天気がよくてちゃんと世話をしてりゃ豊作になる。天気がいいか悪いかは、天の気の具合のもんだ。泣いても笑っても降るときには降るし、早るときは早る。願ったところで仕方ねえもん」

 

陽子は少しきょとんとする。

 

「じゃあ、試験に合格するよう願ったり、お金が貯まるように願ったりもしないんだ」

 

陽子が言うと、今度は楽俊がきょとんとした。

 

「そんなのは本人がどれだけ努力したかの問題だろう?お願いしてどうするんだ?」

 

「それは…そうだね」

 

「試験なんてのは勉強すれば受かるし、金なんてのは稼げば貯まる。いったい何をお願いするんだ?」

 

さあ、と苦笑してから、陽子はふいに笑みを凍らせた。

 

十二国記「月の影 影の海 下」より抜粋

 

十二国記は神様が存在する世界観を描いています。

そのためその世界で生きている人は神頼みをしたところで叶うことはないということを当たり前に理解しているのです。

 

わたしが十二国記を読んだのは19歳のときでしたが、この部分にとても感銘を受けました。

「本当そうだよな」と。

 

この文章を読んでから今までずっと神頼みはしないことを意識して生活しています。

 

でもどうしても神頼みをしてしまうクセが抜けないんですよね。

 

人間って弱い生き物なんだな…と痛感します。

 

十二国記のように本当に神様が存在していて自分のために何かをしてくれるわけではないってはっきりわかっていれば「もっと自分の力だけで生きていけるのに」と思います。

  

十二国記は名言がたくさんある作品。

久しぶりにもう一度読んでみたいなーと思った思い出の小説です。

 

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